ある座標系から別の座標系へ移動させるとき、そのスケール変換量としてヤコビアンというものがあります。ここではそのヤコビアンを使って微小面積要素の計算を実際に行っていきます。
月: 2024年5月
平行軸の定理とは、剛体の重心を通る慣性モーメントに対して、その慣性モーメントの軸とは平行な任意の場所における軸周りに関する慣性モーメントを求める際に利用される定理になります。 例えばくりぬいた円盤の慣性モーメントや円錐の重心周りの慣性モーメント、棒の端の部分の慣性モーメント導出に必要な知識になります。一見難しそうに見える定理になりますが、詳しく理解すれば実は大変便利で役に立つ定理になることがお分かりいただけること間違いなしと思います。
重心の位置を0とする-aからaまでの棒の距離の長さを2a、棒の左へ-aだけ移動した端を通る軸に関する慣性モーメントを求めます。
カテゴリー
円錐の慣性モーメント
円錐の慣性モーメント ━ ある質点間の距離が変化しない円錐の頂点と、底面の中心を通るZ軸周りの慣性モーメントを求めていきます。