以下の図に示される2つの直線に囲まれた面積に対して重積分を使って求めてみましょう。
日: 2006年5月25日
積分の式においての微小面積要素dsは全セクションにおいて示された極座標とデカルトの2種類が挙げられ、どちらを使って求めるかは求める面積の形によってうまく使い分ける必要があります。こうしたことを前提に、次に示される図形の面積を二重積分の式を使って求めてみましょう。
(1.1)を不定積分、(1.2)のほうを定積分といいます。最初の部分にでている“∫”はインテグラルといい積分そのものを意味します。f(x)が被積分関数であり、dxはこの場合xで積分しなければならないということを意味しています。